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神戸市東灘区御影本町四丁目にある阪神本線の御影駅。1905(明治38)年に阪神本線が開通したと同時に開業しました。阪急神戸線の御影駅は北へ1.2km程離れており、乗換には15分程かかります。駅を含み、その南西に広がるエリアは御影浜手と呼ばれています。江戸時代以降栄えた酒どころ「灘五郷」のひとつ、「御影郷」で、「沢の井酒造」「白鶴酒造」「菊正宗酒造」など多くの酒蔵が集まっています。また、これら酒造会社は、かつての酒蔵を利用して「白鶴酒造資料館」や「菊正宗酒造記念館」、「神戸酒心館ホール」などを開館。酒造りの歴史を伝えるとともに、芸術や文化の発信も行っています。駅の高架下にはとても澄んだ霊泉「沢の井」があります。かつて神功皇后が姿を映した際、とても鮮やかに映し出されたことから「御影」という地名が付いたと言われる井戸です。この水で酒を造って後醍醐天皇に献上したらとても喜ばれたとも伝えられています。また駅高架下には1920(大正9)年に設立された「御影中西市場」があり、現在、御影市場「旨水館」として地域に愛される商店街となっています。60店を超える店が並び、日常品から食料品までさまざまなものがここで揃います。駅のすぐ北側には、2008年(平成20)年に開業した商業施設「御影クラッセ」があり、約70のテナントが入っています。