お住み替えコラム

2022.03.02

住み替え理由ランキング|後悔しない住み替えのために知っておきたいこと

コラムカテゴリ:
住み替えのノウハウ特集
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「現在は戸建てに住んでいるけれど、家屋の劣化や家族構成の変化などにより、交通などの利便性を重視したマンションに住み替えたい」と思っている人もいれば、「できれば周辺環境が静かで庭がある戸建てに住み替えたい」など、住み替えの理由は人によって異なります。また、住み替えを考える際には、押さえておきたいポイントがいくつか存在します。今回はそのようなポイントを解説するとともに、安心して住み替えを行うために知っておきたい情報についても合わせてご紹介します。

  1. 住み替えの理由ランキング
  2. マンションから戸建てへの住み替え理由
  3. 戸建てからマンションへの住み替え理由
  4. 【理由別】失敗しない住み替えのポイント
  5. 住み替えは理由に応じて失敗のないように進めよう

住み替えの理由ランキング

国土交通省の住生活総合調査(平成30年)によると、「最近5年間に実施した住み替えの主な目的」については、「通勤・通学の利便性」を求めたものが最も多く、次いで「広さや部屋数の不満解消」、さらには「家族構成の変化」などが挙がっています。また、高齢化によるバリアフリー住宅への住み替えや、定年後のリタイア生活を送るにあたり、趣味や行動範囲などといった自分の生活スタイルに合った住宅へ住み替えたいという希望も見受けられます。

通勤・通学の利便性を上げたい

住み替えの理由で最も多いのは、「通勤・通学の利便性を上げたい」です。家を建てて住み始めた後に転勤となった場合、単身赴任という選択肢もありますが、できれば家族で一緒に住みたいと考える方も多いのではないでしょうか。また、転勤の内容によっては、転勤後の勤務場所が変わることがないといったケースも考えられます。そのようなケースだと、定年退職するまで単身赴任を続けることになり、せっかくの家族団欒(だんらん)を考えて購入した家の意味がなくなってしまいます。それであれば、思い切って住み替えを考えた方がいいでしょう。

また、子どもの進学のタイミングで住み替えを考える人もいます。自宅からの通学を希望するのであれば、通学費の額によっては家計に大きな負担を与えかねません。そのような負担解消のために住み替えを考えることも理由の一つです。

住宅を広くしたい、部屋数を増やしたい

家族構成の変化や子どもの成長に伴い、「住宅を広くしたい、部屋数を増やしたい」というのもよくある住み替えの理由です。子どもが複数いる場合、小さいうちは共同部屋でいいかもしれませんが、成長するにつれ自分の部屋を持ちたくなるものです。また、日々の勉強はもちろんのこと、受験勉強にも集中できる環境を作りたいと思うのではないでしょうか。そのような場合、子どもの数によっては部屋数が足らず、住み替えを考えたいと思う方もおられるかもしれません。

また、逆に子どもが独立、結婚し、自分で生活するようになった際には、夫婦2人で住むには部屋数が多すぎる点や自身の高齢化という面から、部屋が今よりも少なく、さらに生活の動線が横で完結するマンションなど、自分の生活スタイルに合った物件への住み替えを考え始める時期でもあります。

世帯からの独立

自身のライフスタイルの変化も住み替え理由として挙げられます。単身赴任や一人暮らしを始めるにあたり、賃貸住宅を選ぶ人も多いかもしれません。その期間が長いのであれば、資産として1~2人で暮らせるようなマンションを購入し、住まなくなった際には貸し出すなどといった利用を行うことで有効に活用できます。

また、離婚も大きな住み替え理由です。もちろん一方がそれまでの家に住み続けることも可能ですが、購入の際に夫婦共同名義にしていた場合は、夫婦間での贈与という問題が発生します。離婚後はそれぞれ他人としての生活が始まります。特に、住宅ローンの残債が残っている場合は、売却して現金化し、財産分与を行ってから、それぞれが新しい家に住むことになるでしょう。

きれいな新しい家へ引っ越したい

「きれいな家に引っ越したい」ということも、住み替えの理由として多くあげられます。どの住宅も、購入から年月が経つと劣化していきます。それに伴ってメンテナンスが必要ですが、戸建て、マンションともにその費用は大きいものです。戸建てであれば修繕のスケジュールを自分で調整できる点がメリットですが、マンションの場合は大規模修繕まで待たなければなりません。また、大規模修繕できれいになるのは共用部分だけですので、専用部分については、ハウスクリーニングや設備の入れ替えなどを利用してきれいにする必要があります。家の内部はリフォームを行うことできれいになりますが、間取りや壁などの関係から希望どおりのリフォームができるとは限りません。

修繕費用やリフォーム費用、さらにクリーニング費用を考えると、新築の物件に住み替えた方が費用面としても安く抑えることができる場合があるというメリットが考えられます。もちろんすべてのケースに当てはまるわけではありませんが、このような考えも住み替えの理由の一つとして考えられます。

結婚による独立

結婚を機にこれまでの住居から住み替える人も多いでしょう。独身であれば、1~2人で暮らせる広さの物件で十分だったとしても、結婚後は子どもが増えることも予想されることから、より部屋数の多い、さらに子育ての環境に適した場所への住み替えを考えるケースが多く見られます。それまではマンションに暮らしていたけれど、子どもが増えてにぎやかになると上下階への騒音なども気にせず暮らせる戸建ての取得を考えるきっかけにもなります。

また、子育てにおける支援や親の介護などを考慮し、実家の近くに新居を構えるケースも多く見受けられます。結婚は人生における3大イベントの1つといわれることからも、結婚を機に住み替えを考えるケースは多いようです。

マンションから戸建てへの住み替え理由

戸建てにはマンションにはない魅力があります。まず、隣と密着していないことから、騒音をそこまで気にすることはありません。最近ではバルコニーでの喫煙禁止、さらにはペットの騒音の配慮などを求めるマンションも出始めており、集合住宅であるからこその気配りが重荷に感じる方も増えているのではないでしょうか。戸建てでももちろん近隣住宅への配慮は必要ですが、ここまで厳密ではないでしょう。

さらに、庭が持てる点も戸建ての魅力です。ガーデニングや、家庭菜園など自分の趣味に応じた利用ができる点はマンションにはない特徴です。子どもを公園などではなく、目の届く自宅の庭で遊ばせることができることからも、周辺の治安を気にする子育て世帯にもおすすめです。また、マンションでは毎月かかる管理費などといった費用を気にすることもありません。特に都市部のマンションでは駐車場代がかかるケースが多く見られますが、戸建てだと敷地内に駐車場スペースさえ確保できればそのような費用の心配もないところがメリットです。

戸建てからマンションへの住み替え理由

子育てがひと段落した世代に多いのが、戸建てからマンションへの住み替えです。子どもの独立後、余った部屋を持て余しているよりは、より交通の便が良く、病院や商業施設などが近くにある立地の良いマンションへ住み替えるケースが多く見られます。また、戸建ての場合、自宅周りの掃除は自己責任です。その点、マンションでは共用部分(廊下や階段・エレベータ・エントランス)などの掃除は建物管理会社が行ってくれます。

防犯性が高い点もマンションの魅力です。戸建てだとどうしてもマンションよりも防犯性の面では劣ります。最近のマンションであればエントランスはオートロックであり、防犯カメラも装備されています。管理人が常駐していればなお安心でしょう。さらに、マンションの生活においては横の動線しかありません。ちょっとした段差や階段の上り下りがきつく感じる高齢の方がバリアフリーデザインのマンションに住み替えるケースは、そのような理由が上位を占めているといえます。

【理由別】失敗しない住み替えのポイント

住み替えの場合、今住んでいる住宅の売却、そして新しく住む住宅の購入を同時進行で行う必要があります。その際、今住んでいる住宅のローンが残っている場合は、原則としてそれを完済させなければなりません。また、住み替えによってできれば利益が出るような価格で売却できればなおいいでしょう。そして、新しい住居の購入のタイミングも合わせて考える必要があります。売ることを先に考えるか、それとも購入を先に考えるかで取る手段が異なります。また、住み替えの理由によっては、売却ではなく人に貸し出す方法も有効です。

【ローンが払えない場合】任意売却

ローンが払えない場合は、なんらかの対応策を考えなければなりません。今住んでいる家を売却する際には、抵当権が設定されていないことが条件となります。つまりローンを完済していることです。もちろん、ローンの残債があっても売却することは可能ですが、売却費用の中からローンの返済に充てる必要があります。ローンの返済が負担で買い替えたいけれど、住み替えのためのまとまった資金が手元にないなど、どうしてもローンの完済が難しいという場合には借入先の金融機関の合意を得て売却する任意売却という方法もありますが、相場よりも安い価格で売却する結果となることから、任意売却となる前に、早めに借入先の金融機関や不動産業者に相談しましょう。

【急がない場合】売り先行で

特に住み替えを急いでいないのであれば、「売り先行」で計画を立てましょう。売り先行とは、先に今住んでいる住宅を売却し、その後新しく住む住宅を購入することです。仮の住まいが必要になる点や、そのために引っ越しが2度にわたる点がデメリットですが、希望に沿った家をゆっくりと探すことができるというメリットがあります。住み替えを考える際は、できれば高く売って安く買いたいものです。

高く売れれば、その分購入できる物件の候補が広がります。売れるまでに購入する物件をある程度絞っておくなど、効率よく進めることができ、売却および購入の最適なタイミングを計るといった意味でもこの方法はおすすめです。また、売却資金が手元に残ることから、将来に渡って資金計画を立てやすいというメリットもあります。

【転勤の場合】持ち家を賃貸に出すことを検討

転勤を理由に住み替える場合、転勤の期間があらかじめわかっており、元の家に戻れるのであれば、貸し出すことも選択肢のひとつです。ただし、貸し出し可能な期間が定まっていることから、希望している額よりも安く貸し出すことになる可能性もあります。

また、貸し出す期間の条件によっては借り手がつかない可能性もありますので、そのような不安がある場合は、実績のある賃貸管理会社に相談してみましょう。また、期間限定で貸し出すことを選択する場合は、その契約については必ず「定期借家契約」で行うことを忘れないようにしてください。自分が帰ってきた際にいざ住もうと思っても、賃借人が退去してくれないという問題が発生する可能性があるためです。定期借家契約だと、相場よりも賃料が安く設定されるというデメリットがありますが、それよりも転勤終了後の住まいの確保を重視しましょう。

ただし、住宅ローンが残っている物件を貸し出す場合は、必ず借入先の金融機関に相談するようにしてください。住宅ローンは、あくまでも自分が居住する物件に対して融資を行うものです。それを賃貸に出す際には別の投資用ローンへの借り換えが必要となり、金融機関に黙って賃貸に出したことが発覚した場合は住宅ローン残債の一括返済を求められることもあります。

住み替えは理由に応じて失敗のないように進めよう

住み替えを成功させるには、住み替えの理由をしっかりと理解し、それぞれの理由沿った適切な方法で進めることがポイントです。そのためには実際に行わなければならないことが数多くあり、それらの流れをしっかりと把握して、効率的に動く必要がありますが、1人の力では限界があります。その際に頼もしい味方となるのが信頼できる不動産会社です。

住み替えは売却そして購入だけで完結するものではありません。その後のサポート体制も大切です。そのためにも安心して相談できる不動産会社を探すことが大切です。三菱地所ハウスネットは、売買取引のお手伝いだけでなく、仮住まいに対するサポートや買い取り保障サービスなど、住み替えにおけるサービスが充実しています。三菱地所の住まいリレーでは、住み替えに関するさまざまな相談がオンラインでも可能です。三菱地所グループならではの特徴を生かしたサポートおよびサービスを豊富に用意しておりますので、気になった方はぜひ無料査定をご検討ください。

この記事を監修した専門家

新井智美

新井智美トータルマネーコンサルタント
ファイナンシャルプランナー(CFP®)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員。
コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)のほか、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行うと同時に、金融メディアへの執筆および監修にも携わっている。

掲載記事の内容は制作時点の情報に基づきます。

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