お住み替えコラム

2024.10.15

不動産売却はどこがいい?選び方のポイントや依頼方法を解説

コラムカテゴリ:
住み替えのノウハウ特集
  • # 不動産売却

不動産を売却するにあたって、どの不動産会社に売却活動を依頼すればよいのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
不動産売却は、数百万円から数千万円という多額のお金が動きます。不動産売却に強く、信頼できる会社に依頼しなければ損をしてしまう可能性があります。
しかし、不動産売却は人生で何度も行うものではありません。また、多くの不動産会社があるため「どこがよいか決められない」という疑問を持つのは当然です。
この記事では、不動産売却を依頼する会社の選び方や意識すべきポイントを解説します。不動産会社選びで悩んでいる方は、参考にしてみてください。

  1. 不動産会社を選ぶ際のポイント
  2. 大手不動産会社と中小不動産会社の違いは?
  3. 不動産売却の媒介契約は3種類ある
  4. 不動産売却の依頼方法
  5. 不動産売却の査定・相談なら三菱地所の住まいリレー

不動産会社を選ぶ際のポイント

不動産売却は、不動産会社に仲介を依頼するのが一般的です。

実際に売却活動を行うのは不動産会社である以上、依頼する会社選びで失敗してしまうと損をしてしまう恐れがあります。
依頼する不動産会社によって、最終的な成約金額に数百万円の差が生まれることもあるためです。

以下では、不動産会社を選ぶ際のポイントを紹介します。

不動産売却の実績が豊富にある

まずは、不動産売却の実績が豊富にあるかどうかを確認しましょう。
不動産会社の中には、売買ではなく賃貸仲介を主力事業としているところもあるため、実績を把握することは欠かせません。

不動産売却の実績が豊富にある会社には売却に関するノウハウが蓄積されており、スムーズに売却を進めてくれる可能性が高いと見込めます。

また、実績が豊富であるということは、多くの顧客から高い評価を得ているとも言えます。
実際に利用した人から高い評価を得ていれば、安心して依頼できるのではないでしょうか。

なお、不動産会社によって「戸建てに強い」「マンションに強い」など専門分野が異なるケースがあります。
あわせて、得意としているエリアも確認するとよいでしょう。

売主様が売却を検討している不動産の種別次第で、仲介を依頼すべき会社は異なります。
不動産会社の実績だけでなく、得意分野も確認してみてください。

担当者の販売力・提案力が優れている

担当者の販売力・提案力が優れている不動産会社を選びましょう。
不動産売却の際には、売主様の希望だけでなく買主様の希望を踏まえて、調整や交渉が発生することがあるためです。

担当者の販売力・提案力が優れていれば、買主様と売主様の双方が納得できるように売買を進めてくれる期待が持てます。
売主様が売却しようとしている物件を魅力的にアピールする販売力を有していれば、買主様をスムーズに見つけてくれるでしょう。

また、「ハウスクリーニングをすれば売れやすくなる」「今後エリアの人気が高まる可能性があるため、価格を上げてもよいかもしれない」のように、売主様の実益に繋がるアドバイスをもらえる可能性もあります。

あわせて、担当者が信頼できそうか確認しましょう。
連絡がスムーズに取れて、質問に対して根拠を交えながら丁寧に説明してくれれば、安心して売却活動を依頼できるでしょう。

状況次第では、不動産の売却期間は1年以上におよぶこともあります。
長期戦になる可能性も踏まえて、コミュニケーションが取りやすく信頼できる担当者を探すことは大切です。

査定を丁寧に行っている

不動産の査定価格は、売出価格を決めるにあたってベースとなる重要な数字です。
査定を丁寧に行っており、売主様に対して根拠を交えながら丁寧に説明してくれる会社を選びましょう。

一般的に、不動産価格の査定はこれまでの取引事例や現在の競合物件の売出価格など、さまざまな要素を総合的に勘案して評価します。
査定を丁寧に行っている不動産会社ほど、査定結果と実際の成約金額の乖離が小さいと考えられるでしょう。

不動産会社の中には、自社に媒介を依頼してほしいがために実際の時価とは離れた高額な査定結果を出すところもあります。
査定結果が高い不動産会社に依頼すると一見得をしそうですが、「査定結果=成約価格」ではないため注意が必要です。

査定をずさんに行っている不動産会社に依頼してしまうと、売却まで時間がかかってしまうだけでなく、最終的に当初よりも価格を下げて売却せざるを得ないケースになりかねません。

売却をサポートするためのサービスが充実している

不動産会社によっては、売却をサポートするための独自サービスを行っています。
サービスが充実している会社に依頼すれば、状況に応じて売主様をきめ細かくサポートしてくれるでしょう。

不動産を売却するためには、購入希望者に対して物件を魅力的に見せる必要があります。
例えば、建物に傷んでいる箇所があったり修繕が必要な箇所があったりすると、処置を行わなければ買主様が見つからない事態が考えられるでしょう。

三菱地所の住まいリレーでは、以下のようにさまざまな「あんしんサービスメニュー」をご用意しています。

内容 詳細
ハウスクリーニング 専門技術で水回りをきれいにする
オゾン除菌・脱臭サービス 部屋に漂うニオイを除去する
リペア 壁紙のはがれや床のキズを目立たなくする
プロカメラマン撮影サービス プロカメラマンが物件の外観や内観を撮影する
VRホームステージング 360°パノラマで撮影した画像にCD加工を施して部屋の居住空間をイメージしやすくする

各サービスには諸条件がございます。詳細は、下記からご確認ください。

三菱地所ハウスネットのあんしんサービスメニュー

不動産売買に関する専門的な知識と豊富な経験を持つ担当者がアドバイスいたしますので、売却に関するお悩みがあってもお気軽にご相談いただけます。

大手不動産会社と中小不動産会社の違いは?

不動産会社には、知名度が高く全国展開している大手企業と、特定の地域に強い中小企業があります。

それぞれにメリットとデメリットがあるため、売却を検討している不動産の立地や求めるサービスの内容に応じて、向いている会社を選択しましょう。

メリット デメリット 利用が向いている人
大手不動産会社
  • ネームバリューがあり安心感・信頼感がある
  • 豊富な取引実績やノウハウ、顧客情報を有している
  • 多様な販売手法を用いてくれる
  • サービスが充実している
  • 社員が多いため担当者のスキルにばらつきがある
  • 実績が乏しいエリアの売却に弱い可能性がある
  • スムーズに売却を進めたい人
  • 多様な広告を打ってほしいと考えている人
  • きめ細かいサービスを求める人
中小不動産会社
  • 地域の不動産市況に精通している
  • 柔軟に対応してくれることが多い
  • 地元でのコネクションを有していることがある
  • 不動産会社によって差が大きいことがある
  • 抱えている顧客数が大手に劣る
  • 知名度が大手に劣る
  • 地方部の不動産を売却する予定の人
  • 地域に事情の精通している会社に任せたい人

例えば、売却を検討している不動産が都心部または都心に近いエリアにあり、スムーズに売却を進めたい場合は大手に依頼するのが向いています。

多くの需要が見込まれる不動産であれば、興味を持つ方も多いと考えられます。
多様な広告を打って多くの人にアプローチできる強みを持つ大手のほうが、高い価格で売却できる期待が持てるでしょう。

地方の不動産を売却する場合は、特定の地域に強い中小のほうが向いている可能性があります。
大手といえども地方の売却実績が乏しい可能性があるため、不動産会社の得意なエリアも加味したうえで、最適な会社を選びましょう。

不動産売却の媒介契約は3種類ある

不動産売却を不動産会社に依頼する際には、媒介契約を締結します。
媒介契約には以下の3種類があり、それぞれ特徴が異なります。

一般媒介契約 専任媒介契約 専属専任媒介契約
複数社への依頼 × ×
自己発見取引 ×
不動産仲介会社から売主様への報告義務 報告義務なし 2週間に1回以上 1週間に1回以上
レインズ(指定流通機構)への登録義務 なし あり(媒介契約の締結から7日以内) あり(媒介契約の締結から5日以内)
契約期間 規定なし 3ヶ月 3ヶ月

それぞれの契約方法でメリットやデメリットが異なるため、どの契約がよいのかは一概にいえません。
「いつまでに売却したいのか」「競争原理を働かせたいか」「本当に信頼できる不動産会社が見つかったか」など、さまざまな事情を勘案して決める必要があります。

媒介契約に関する詳細は、以下の記事で詳しく解説しています。

媒介とは?仲介との違いや3種類の契約方法をわかりやすく解説

不動産売却の依頼方法

不動産を売却する際の流れは以下のとおりです。

  • 不動産会社の選定
  • 査定の依頼と売却相談
  • 媒介契約の締結
  • 売却活動の開始
  • 売買契約の締結
  • 決済・引き渡し
  • 売却完了後の手続き

まずは不動産会社を調べ、売却実績や担当者が信頼できそうかどうかを確認します。

売却活動を依頼したい不動産会社が見つかったら、売却を希望している旨を伝えます。
価格査定を通じて売出価格の目安を把握し、納得できたら不動産会社との間で媒介契約を締結しましょう。

媒介契約締結後、不動産会社が売却活動を行います。
買主様が見つかり、条件交渉や内覧などを経て双方が納得したら、売買契約を締結します。

売買契約締結後は、契約の内容どおりに不動産を引き渡せるように準備します。
不動産会社の担当者と相談しながら、計画的に引き渡しの準備を進めましょう。

なお、不動産を売却する際には登記識別情報通知や固定資産税評価証明書、建物図面などが必要です。
書類の準備に時間がかかってしまうこともあるため、早い段階で書類の準備に着手すると安心です。

不動産売買の流れの詳細は、以下の記事でも詳しく解説しています。

不動産売買の流れとは?必要書類や費用、仲介業者の選び方など基礎知識を解説

不動産売却の査定・相談なら三菱地所の住まいリレー

不動産会社ごとに、得意としている領域は異なります。
「賃貸と売買のどちらが強いのか」「不動産種別の中でも土地に強いのかマンションに強いのか」など、不動産会社の特徴を調べたうえで依頼する会社を選定しましょう。

仲介を依頼する不動産会社を選ぶ際には、売却の実績が豊富にあり、担当者の販売力・提案力が優れている会社を選ぶとよいでしょう。

三菱地所の住まいリレーは、多くのお客様の「売りたい」「買いたい」という希望に対応してきました。
実績が豊富にあり、不動産売買を仲介してきたプロフェッショナルです。

お客様一人ひとりに寄り添ったサービスを用意しつつ、売却活動や仲介手数料に関する疑問にも丁寧に対応いたしますので、不動産の売却を検討中の方はお気軽に三菱地所の住まいリレーにご相談ください。

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この記事を監修した専門家

山端 慶太

柴田 充輝宅地建物取引士
厚生労働省や保険業界・不動産業界での勤務を通じて、社会保険や保険、不動産投資の実務を担当。
保有資格は宅地建物取引士・FP1級・社会保険労務士・行政書士。金融メディアや不動産メディアを中心に、これまで1,000記事以上の執筆経験がある。

掲載記事の内容は制作時点の情報に基づきます。

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