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春日駅は(1972年に開業した)都営三田線と(2000年に開業した)都営大江戸線の駅です。付近は都営三田線の線路を境に東側が文京区本郷、西側が文京区春日と文京区小石川に分かれており、駅の所在地は都営三田線の駅は文京区本郷、都営大江戸線の駅は文京区春日です。都営三田線は品川区の目黒駅から板橋区の西高島平駅を結んでおり、大手町駅や三田駅などが利用できる為、通勤通学に便利な路線です。また、目黒駅からは東急電鉄目黒線に直通運転を行っており、田園調布駅や日吉駅まで乗り換えなしで行くことができます。都営大江戸線は、練馬区の光が丘駅と新宿区の都庁前駅を結ぶ放射部と、同じく都庁前駅から反時計回りに都心・下町・山の手を走り、再び都庁前駅に至る環状部からなる地下鉄路線です。光が丘~都庁前~六本木~上野御徒町~新宿西口~都庁前間を6の字を描くように往復運転しています。春日駅は文京区役所が入る「文京シビックセンター」に直結しています。建物の地下1階から3階には文京区の芸術文化活動を行うことを目的に開館した「文京シビックホール」があり、コンサートやミュージカルなどが開催されています。また、各種届出や証明書発行の窓口である戸籍住民課や、親子交流の場である「ぴよぴよひろば」、小学校就学前の児童の一時預かりの場である「キッズルームシビック」などがあり、生活に密着した施設となっています。25階の展望ラウンジからは都会の街並みはもちろん富士山や筑波山までも見渡すことができます。また、春日駅の東側には「文京区立清和公園」があります。階段を上がっていくと遊具のある広場があり、小さい子ども連れの親子がのんびりと遊ぶことができる公園です。桜の名所としても有名で、河津桜、染井吉野、そして普賢象と天の川といったように桜の花が時期をずらすようにして開花し、長い期間花見を楽しめることでも知られています。