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「九品仏」駅は「九品仏浄真寺」が近くにあることからこの駅名が付けられましたが、大井町線開業までは現在の東横線「自由が丘」駅が「九品仏前」駅と名乗っていました。しかし、開業時にこちらのほうがより「九品仏浄真寺」に近い場所に作られたため、名前を譲り受けることなりました。「九品仏浄真寺」はかつて「奥沢城」のあった場所で、吉良家の家臣大平氏が守っていたと言われています。「九品仏」駅から「九品仏浄真寺」まで伸びる参道はおよそ100メートル。境内には都の天然記念物である大イチョウもあり、紅葉の時期にはたくさんの人が訪れます。また、3年に1度「お面かぶり(正式には、二十五菩薩来迎会)」という仏教行事が執り行われます。娑婆に見立てた本堂と浄土に見立てた三佛堂の間に橋を渡し、お面を被った二十五菩薩が練り歩くというもので、無形文化財にも指定されている珍しい行事です。駅周辺は「玉川聖学院」や「田園調布雙葉学園」などの教育施設もあり、静かで落ち着いた住環境となっています。区民の要望で作られた「ねこじゃらし公園」は小川が流れる自然豊かな公園で、子どもたちがのびのびと遊べるスポットとなっています。
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