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「新橋」駅は、日本初の鉄道が開業したときの起点駅です。1872年に開業し、当駅から「横浜」駅(現在の「桜木町」駅)までを結んでいました。駅前広場にあるSLは、開業100年を記念して展示されたものです。開業時、「新橋」駅は貨物専用駅であった「汐留」駅(既に廃止)の場所にありました。しかし、東海道本線の起点が東京駅に変更される際に、現在の山手線が停車していた「烏森」駅が「新橋」駅に改称されました。現在では、JR東海道線・横須賀線・京浜東北線・山手線、東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線、ゆりかもめ線が集まるターミナル駅となっています。「サラリーマンの街」とも呼ばれるように、駅周辺、特に駅の西側には多くのオフィスビルが立ち並んでいます。一方、駅の東側の汐留エリアは、貨物駅が廃止された後も、長い間手付かずの土地となっていましたが、2004年に、再開発によって高層ビルが立ち並ぶ「汐留シオサイト」が誕生しました。ゆりかもめの始発駅となっているため、休日にはお台場方面に遊びに行く人たちで賑わいます。