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「虎ノ門」駅は、東京メトロ銀座線の駅。1938（昭和13）年に東京高速鉄道の駅として開業しました。「虎ノ門」の駅名は、現在の「虎ノ門」交差点付近に江戸城の外郭門・虎之御門があったことから使われるようになりました。地名に「虎ノ門」が使われるようになったのはその後です。周辺にはアメリカ大使館をはじめとした各国の大使館、財務省、経済産業省、文部科学省などの官公庁、日本最初の超高層ビルとして知られる「霞が関ビルディング」、二次救急にも指定されている総合病院の「虎の門病院」、ホテル御三家とも称され世界の賓客をもてなしてきた「ホテルオークラ東京」など、多彩な施設があります。2014（平成26）年には、駅の南側に「虎ノ門ヒルズ」が建設されました。地上52階建ての超高層ビルで、オフィスやレジデンス、ホテル、国際会議場、商業施設などが入っており、東京のランドマークのひとつとなっています。「金刀比羅宮」はビルの敷地内にある珍しい構造の神社。江戸時代に讃岐丸亀藩の藩主京極高和が芝・三田の江戸藩邸に金毘羅大権現を勧請したことに由来する神社です。本堂は都選定歴史的建造物に指定されています。
