吹き上げ荷重|不動産用語集

吹き上げ荷重(ふきあげかじゅう)

吹き上げる風によって生じる荷重。木造建築物においては、軒や垂木が下からの風圧力で押し上げられることがあるが、このときに作用する力である。

一定の算定式によって計算されるが、軒高や軒の出が大きいほど大きくなる。

 

用語解説

木造

建物の主要な部分を木材とした建築構造のこと。

木造の工法は、大きく分けて「在来工法」「伝統工法」「枠組壁工法」に分類されている。

垂木

木造建築において、棟木・母屋・軒桁をつなぐように架ける細長い斜材。一般に、屋根下地を支える役割を担い、等間隔で懸架される。垂木は軒桁から外に突き出て軒をかたちづくるが、軒裏に隠れる「野垂木」と、軒下に現れる「化粧垂木」との区別がある。化粧垂木は、装飾として用いられる場合もある。

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