レンタルボックス|不動産用語集
レンタルボックス(れんたるぼっくす)
賃借して利用する箱型の荷物収納スペース。賃貸されるのは、一般に、ビルの室内または屋外に設置したコンテナ状のスペースである。
レンタルボックスを利用する場合は、収納スペースの温度・湿度の状態、保管できる荷物の種類、自由に荷物を出し入れできるかどうか、保管する荷物の管理責任などについて確認する必要がある。
なお、寄託(目的物を預けて保管を託する契約)によって荷物を収納するレンタルボックスは、倉庫業法の「トランクルーム」とされ、営業の登録が必要なほか、保管のルール等を定めた標準トランクルーム寄託約款が制定されている。一方、スペースを貸すだけのレンタルボックスの営業は、不動産の賃貸であって倉庫業法は適用されず、賃貸人は、原則として、荷物の保管等について責任を負わない。
用語解説
収納
使用していないものを一定の場所に整理して納めること。収納するものは、衣類、器具・道具、貯蔵品、書籍など多種多様である。収納に当たっては、収納品を用途、大きさなどに応じて分類整理し、必要なときに円滑に使用できるように納める必要がある。
収納のために利用されるのは、タンス・戸棚・整理棚・下駄箱等の家具類、衣装ケース・小物入れ・道具箱等の箱類、クローゼット・物置・押入れ・収蔵庫等のスペースである。
収納スペースの配置は建築設計において配慮すべきことのひとつである。また、収納スペースの配置や収納具のデザインは、内装(インテリアデザイン)の重要な要素である。
契約
対立する2個以上の意思表示の合致によって成立する法律行為のこと。
具体的には、売買契約、賃貸借契約、請負契約などのように、一方が申し込み、他方が承諾するという関係にある法律行為である。
トランクルーム
分譲マンションにおいて、区分所有者が利用するために、各住戸とは別に設置された小型の倉庫のこと。
区分所有者が各住戸を購入する際に、同時にトランクルームを購入する場合もあれば、区分所有者はトランクルームを所有せず、毎月使用料を支払う場合もある。
不動産
不動産とは「土地及びその定着物」のことである(民法第86条第1項)。
定着物とは、土地の上に定着した物であり、具体的には、建物、樹木、移動困難な庭石などである。また土砂は土地そのものである。