ストーブ |不動産用語集

ストーブ (すとーぶ)

小型の暖房器具。英語のstove。

ストーブは燃料の種類に応じて分類される。燃料としては、石油(灯油)、ガス(都市ガス・LNG)、電力、薪、石炭、コークスなどが利用され、石油ストーブ、ガスストーブ、電気ストーブなどに分かれる。

ストーブの選択に当たっては、燃料の種類に応じて、火力の強さや調節方法、燃料補給の方法、費用(設備費・燃料費)などが異なることのほか、排煙、換気、器具の手入れ、燃えカスの処理などにも留意する必要がある。また、移動の可否や容易さ、配管の要否などにも注意しなければならない。

なお、英語のstoveには、料理用のコンロという意味もある。

関連用語

薪ストーブ
薪を燃料とするストーブ。煙を排出するための煙突が付いている。 一般のストーブと同様に暖房や調理に使われるほか、薪が燃える炎をインテリアとして活かす用途もある。また、燃焼に際してファンを用いないため音が静かである。

用語解説

都市ガス

市街地に配管したガス管によって広域に供給されるガス燃料。

供給されるガスは、大半がメタンを主成分とする液化天然ガス(LNG)である。発熱量等に応じて規格が定まっていて、ガス器具もそれぞれの規格に適合していなければならない。規格の種類はいくつかあるが、ほとんどの都市ガスの規格は「13A」である。

なお、液化天然ガスは無色、無臭であるが、安全のために匂い(ガス臭)がついている。また、空気よりも軽い。

コンロ

調理のための加熱装置。漢字表記は「焜炉」。

コンロの熱源としては、ガス、電気、炭などが使われ、台所に据え付けるタイプのほか、七輪のような運搬できるものもある。

なお、「炉」には、反応炉(化学変化を起こさせるもの)、熱処理炉(物理的変化を起こさせるもの)、焼却炉、融解炉(「るつぼ」等)など目的に応じて多くの種類がある。その中でもコンロは一般的に熱処理炉として使われている。

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