レンガ・煉瓦|不動産用語集
レンガ・煉瓦(れんが)
粘土を整形して窯で焼き固めた資材。砂や石灰を加えて焼成した建築用の赤レンガと、耐火性の物質を加えた耐火レンガに大別される。
建築用レンガの大きさは、一般に210×100×60mmが標準形である。これをセメントモルタルで接着し、強度を確保して組積みする。積み方には、長手積み、小口積み、イギリス積み、フランス積み、オランダ積みなどがある。
主要構造部がレンガ造りの建築物(煉瓦造建築)は地震に弱いため、日本国内ではレンガを構造材として用いる場合は少ないが、仕上げ材として利用されている。
用語解説
主要構造部
建築物の構造上、重要な役割を果たしている部分のこと。
建築基準法2条5号では、主要構造部とは「壁・柱・床・梁・屋根・階段」であると定義している。
ただし、構造上重要でない最下階の床、間仕切り用の壁、間柱、つけ柱、局所的な小階段などは主要構造部から除外されている。