ブロック塀|不動産用語集

ブロック塀(ぶろっくへい)

直方体の建材(ブロック)を積み上げて造った塀。ブロックの素材として、石材、煉瓦コンクリートが使われる。狭義には、コンクリートブロックを使った塀を指すこともある。

地震時の倒壊の恐れなど、その安全性について点検する必要がある。国土交通省は、ブロック塀の外観を点検するチェックポイントとして、1)高さが地盤から2.2m以下であること、2)厚さが10cm以上(高さが2m超2.2m以下の場合は15cm以上)であること、3)控え壁があること(塀の高さが1.2mを超えるときに、塀の長さ3.4m以下ごとに塀の高さの1/5以上突出した控え壁)、4)コンクリートの基礎があること、5)傾き・ひび割れがないこと、の5つを示し、ひとつでも不適合があるときには専門家に相談することを推奨している。

用語解説

レンガ・煉瓦

粘土を整形して窯で焼き固めた資材。砂や石灰を加えて焼成した建築用の赤レンガと、耐火性の物質を加えた耐火レンガに大別される。

建築用レンガの大きさは、一般に210×100×60mmが標準形である。これをセメントモルタルで接着し、強度を確保して組積みする。積み方には、長手積み、小口積み、イギリス積み、フランス積み、オランダ積みなどがある。

主要構造部がレンガ造りの建築物(煉瓦造建築)は地震に弱いため、日本国内ではレンガを構造材として用いる場合は少ないが、仕上げ材として利用されている。

コンクリート

セメントに、水、砂利、砂を加えて混ぜ合わせることにより、化学反応(水和反応)を起こし、固体化させたもの。

圧縮に対する強度が非常に大きく、主に建築物の荷重を支える構造材として多用されている。

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