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「駒込」駅は、JR山手線と東京メトロ南北線が乗り入れる駅です。開業は、山手線が1910年、南北線が1991年となっています。駅は豊島区にありますが、そのすぐ南は文京区が、東には北区が広がっています。JR「駒込」駅の駅構内は、ツツジの植栽が見事なことから関東の駅百選に選ばれています。駅の南側にある「六義園」は、もともと加賀藩の下屋敷が置かれていた場所で、徳川五代将軍・徳川綱吉の側用人を務めていた柳沢吉保がこの地を譲り受け下屋敷として使うようになりました。現在の美しい庭園は柳沢吉保によって整備されたもので、春のシダレザクラや初夏のツツジ、秋の紅葉など、季節ごとに美しい風景が訪れる人々の目を楽しませてくれます。駒込はソメイヨシノ発祥の地としても知られています。駅の東口からは北側に「駒込さつき通り」、南側に「アザレア通り」の2つの商店街が伸びており、楽しくショッピングをすることもできます。また、「六義園」の南にある「東洋文庫ミュージアム」は、2011年にオープンした、東洋学の専門図書館ならびに研究所です。アジア最大の東洋学センターであり、国際的にも世界5指の1つに数えられています。