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天神駅は1981年（昭和56）年、現在の福岡市地下鉄空港線が開通した際の始発駅として開業しました。駅周辺には「福岡市役所」や「福岡県中央警察署」、「福岡中央郵便局」などがあり、福岡市の行政の中心として機能しています。「アクロス福岡」は「福岡シンフォニーホール」や「国際会議場」など多くの施設を備えています。天神駅から駅天神南駅に向かって600mほどの地下には「天神地下街」が延び、地上には「新天町」と呼ばれる商店街が広がるほか、「福岡PARCO」、「福岡三越」といった多くの大規模商業施設が林立しています。街中に佇む「水鏡天満宮」は、大宰府へ左遷された菅原道真が現在の薬院新川で水に映った姿を見て悲しんだことから祠が造られたもの。江戸時代に現在の場所に移され、天神という地名は“天神”と呼ばれる菅原道真に因んでつけられたと言われています。そのほかにも、「警固神社」や1909（明治42）年に「日本生命保険株式会社九州支店」として建てられた「赤煉瓦文化館」など、周囲には歴史を感じられるスポットが多くあります。また、「天神中央公園」や「警固公園」、「須崎公園」など、気軽に緑に親しめる場所も点在しています。毎年5月に行われる「博多どんたく」では、天神駅近くにメイン会場となる「どんたく広場」が設置され、どんたくパレードとその観客で大いに賑わいます。
