「泉岳寺」駅は、都営地下鉄浅草線と京浜急行電鉄本線の共同使用駅で、両線は当駅で相互直通運転を行っています。駅名は、赤穂浪士の墓所として知られる「泉岳寺」が近くにあることに由来しています。駅の東側、JRの「品川車両基地」の跡地では、「グローバルゲートウェイ品川」を目指す品川開発プロジェクトが進められています。それに伴い、「世界中から先進的な企業と人材が集い、多様な交流から新たなビジネス・文化が生まれるまちづくり」を目指すプロジェクトとして、「品川新駅（仮称）」の開業が予定されています。現在の線路を東側に移設することで創出される約13ヘクタールの大規模用地をいかし、国際的に魅力のある交流拠点として開発されることになっており、2020年の東京五輪のタイミングに暫定開業を予定しています。「泉岳寺」駅から京浜急行電鉄本線を利用すれば「羽田空港」へ、また逆方向の都営地下鉄浅草線に乗れば、「成田国際空港」へも乗り換えなしで行くことができるため、飛行機での出張が多い方などにも大変便利な駅です。
