不動産ニュース

2025.12.23

~70㎡換算価格推移~ 2025年11月
東京23区は+2.7%の11,485万円と19ヵ月連続の上昇、堅調な都心部では水面下で反響の鈍さ

11月 首都圏 前月比+2.2%の6,249万円、東京都が牽引する形で16ヵ月連続の上昇

近畿圏は主要エリアの押し上げで6ヵ月連続のプラス 中部圏は直近のピークに再び迫る


2025年11月の首都圏中古マンション価格は、東京都が牽引する形で前月比+2.2%の6,249万円と16ヵ月連続で上昇した。都県別で見ると、東京都では+3.2%の9,781万円と19ヵ月連続のプラスを示した。今春以降、前年同月に比べて3割以上も上回る水準での推移が続いている。神奈川県(+1.8%、4,112万円)や埼玉県(+1.7%、3,096万円)でも上昇率が拡大した一方、千葉県(-1.1%、2,806万円)では4ヵ月ぶりに下落した。

近畿圏平均は主要エリアが揃ってプラスを示したことで、前月比+2.2%の3,278万円と6ヵ月連続で上昇し、前年同月比の上昇率も大きく拡大した。大阪府では+2.8%の3,871万円と6ヵ月連続で上昇し、やや足踏み状態となっていた前年同月比の上昇率は20%台に達した。また、兵庫県では+0.7%の2,503万円と2ヵ月ぶりのプラスを示している。

中部圏平均は前月比+1.1%の2,331万円、愛知県では+1.2%の2,467万円と3ヵ月ぶりに上昇、それぞれ直近のピークに再び迫ってきている。



※「中古マンション70㎡価格月別推移」は東京カンテイが毎月公表している、最新の中古マンション価格の動向がわかる三大都市圏別の価格動向調査です。坪単価ではなく分かりやすい70㎡換算にして実際の中古価格を肌感覚で理解していただくものです。


■ホームページ

https://www.kantei.ne.jp/report/70m2/index.html

■東京カンテイ「プレスリリース」より引用(令和7年12月22日付)

https://www.kantei.ne.jp/wp-content/uploads/c202511.pdf


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