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1887年、当時国鉄の東海道本線横浜~国府津間が開通したと同時に開業した「戸塚」駅は、開業以来、地域の公共交通機関の中心となっています。現在では、JR東海道線、横須賀線、湘南新宿ラインの3路線と、横浜市営地下鉄ブルーラインの合計4路線が乗り入れています。横浜市営地下鉄ブルーラインを利用すれば、小田急線や相模鉄道と直結の「湘南台」駅へダイレクトアクセスも可能です。交通の要所としての歴史は古く、江戸時代、この辺りには、東海道で日本橋から数えて5番目の宿場として「戸塚宿」が設けられていました。日本橋を朝に旅立つとちょうどこの辺りで夜を迎えることから、「戸塚宿」は東海道五十三次中2番目に多い旅籠数を誇っていたたといいます。また、「戸塚宿」には東海道のほか、鎌倉道や大山道など当時の主要な道が集まっていました。現在駅周辺には再開発によって誕生した大型商業施設が立ち並び、交通だけでなく、地域のショッピングの中心としても機能しています。また、近くには柏尾川が流れ、川沿いに整備された「柏尾川プロムナード」は快適な散策路として地域住民の憩いの場となっています。