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王子神谷駅は東京都北区王子五丁目に所在する東京メトロ南北線の駅で、1991年(平成3年)に駒込駅~赤羽岩淵間が開通した際に開業しました。駅名は、駅所在地である「王子」と、そのすぐ北側に広がる地「神谷」という2つの地名を合わせて付けられました。駅の東側には隅田川が流れており、さらに東側には荒川が流れています。王子神谷駅から見て、隅田川の東側沿いにある「足立区立新田さくら公園」は芝生広場や大型の遊具、じゃぶじゃぶ池が人気の公園で、春と秋にはバラ花壇を約1,700株ものバラの花が彩ります。また、荒川沿いには五色桜堤が続いています。明治時代に約3,000本の桜が6kmに渡って植えられたのが始まりで、一時は堤防工事などの影響で衰退しましたが復興され、現在再び桜の名所となっています。王子神谷駅の西側にはかつてJR貨物の北王寺駅がありましたが2014年(平成26)年に廃止されました。現在は、その跡地も含め多くのマンションが立ち並ぶ住宅地です。駅から5分の場所にはスーパーや、内科や耳鼻科、小児科、整形外科などを併設するクリニックステーションがあり、生活利便性に優れた環境です。また、駅の東側は古くからの住宅街が広がっており、紀州通りをメインにスーパーや衣料品店などが集まっています。駅から東へ約1.5kmほどの場所には北区の文化芸術活動の発信・交流拠点「ココキタ」があります。旧利島北中学校の校舎を改修した施設で、音楽やダンス、演劇の練習をしたり、絵画や彫刻などの創作活動を行ったりできるほか、若手アーティストの活動拠点となるレジデンススペースも用意され、文化芸術活動を応援しています。