大阪府大阪市福島区は、北に新淀川、南に堂島川・安治川を望むエリアです。はるか昔、淀川の土砂が堆積してできた難波八十島の一つとされ、鎌倉時代には荘園、江戸時代には安治川や堂島川の整備により地勢が整えられました。区内には9つの駅があり、梅田エリアに隣接する福島駅付近には、オフィスビルが集まります。大阪大学医学部附属病院跡地の再開発で誕生した、「ほたるまち」には、高層マンションや文化施設などがあります。歴史的には、菅原道真がこの地を訪れた由来や、フジの名所としての文化的背景もあり、自然と歴史、都市機能がバランスよく融合しています。