1932（昭和7）年に総武本線が「御茶ノ水」駅～「両国」駅間において延伸開業した際に「浅草橋」駅も開業。1960（昭和35）年に現在の都営地下鉄浅草線も乗り入れるようになっています。毎年行われる「隅田川花火大会」の会場も近く、「浅草橋」駅は総武緩行線でアクセスする場合の最寄り駅であることから、開催当日に限りエアポート快速も停車します。「浅草橋」駅の東側の隣駅、「両国駅」との間には隅田川が流れています。隅田川沿いには「隅田川テラス」が整備されており、散歩やジョギングを楽しむことができます。近くには東京水辺ラインの「両国リバーセンター発着場」もあり、レインボーブリッジや東京スカイツリーなどを船上から楽しむ遊覧船に乗ることができます。「浅草橋」駅から蔵前橋通りまでの江戸通り沿いは「浅草橋問屋街」が広がっています。「吉徳 浅草橋本店」や「人形の久月 浅草橋本店」といった日本人形の店が本店を構えたことが始まりで、今では玩具や花火などの問屋も並んでおり、一般客歓迎の店も多くあります。駅から300mほど北西にある「台東区立柳北公園」は、肥前平戸藩の所有だった名庭「蓬莱園」があった地に造られた公園です。園内にはたくさんの木々が植えられており、春には桜、秋には紅葉を楽しむことができます。
