大阪府吹田市は、北摂山系を背景に北部の千里丘陵と南部の低地が織りなす多彩な地形から形成されています。1970(昭和45)年の大阪万博は、吹田市で行われました。その際のシンボルであった「太陽の塔」は、跡地に整備された万博記念公園に今も残り、地域の魅力となっています。市内には大阪大学 吹田キャンパスや大阪大学付属病院のほか、国立循環器病研究センターなどが整備され、医療や研究の拠点として発展しています。平野部には安威川や神崎川、淀川が流れ、自然と都市機能が調和した環境の中で、教育機関や医療施設、公共空間などがバランスよく整備されています。