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「縮景園前」電停は1912(大正元)年に開業した路面電車、広島電鉄白島線の電停です。営業キロわずか1.2kmの広島電鉄白島線には5つの電停があり、「縮景園前」電停は中心の電停です。名前の通り、駅のすぐ東には「縮景園」があります。1620(元和6年)に造られた大名庭園で、春は桜や桃、夏は樹々の新緑、秋は紅葉、冬は梅や椿といった四季折々の植物を楽しむことができます。季節ごとのイベントも開催されています。庭園の片隅には「広島県立美術館」があります。ファミリー向けイベントを開催するほか、高校生以下は所蔵作品展の入館料が無料になるなど、子どもたちも楽しめる工夫が凝らされています。一方、駅の西側には「広島城」があります。「広島城」東にある裏御門へ、鉄道では「縮景園前」電停が最も近くまでアクセスすることができます。毛利輝元によって築かれた城で、原爆によりすべての建物が全壊しましたが、石垣や内堀が残るほか、天守閣や二の丸が再建されています。また、城址公園内には、初詣に多くの人が参拝に訪れる「広島護国神社」があります。裏御門から入っていく際には、この神社の大鳥居をくぐって入っていくことになります。毎年、シーズン前になるとプロ野球チームの広島東洋カープが必勝祈願に訪れることでも知られています。
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