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「浦和」駅は1883(明治16)年、高崎線上野~熊谷間開通の際に開業しました。京浜東北・根岸線、東北本線、高崎線、湘南新宿ライン、上野東京ラインが乗り入れており、「埼玉県庁」と「さいたま市役所」の最寄駅であることから、県都の玄関口として重要な役割を担っています。江戸時代には宿場町・浦和宿として賑わい、近くには毎年12月12日に開催される「十二日まち」で有名な「調神社」や、樹齢100年を超えるしだれ桜で有名な「玉蔵院」など、古くから門前町として栄えてきた歴史を伝えるスポットもあります。浦和宿のうなぎ料理は名物として有名で、現在でも江戸時代から続く老舗店があり、毎年5月には市役所を中心に「うなぎまつり」が開催されています。浦和のうなぎをPRする「浦和うなこちゃん」は、アンパンマンの作者である故・やなせたかし氏がデザインしたマスコットで、さいたま観光大使にも任命されています。駅周辺には「伊勢丹浦和店」や「浦和パルコ」、「アトレ浦和」といった商業施設が集まっており、利便性の高さも魅力です。サッカーの街としても有名で、「浦和レッズ」のホームタウンとして、街をあげてチームを応援しています。「アトレ浦和」には「浦和レッズ」のオフィシャルショップである「レッドボルテージ」があるほか、「伊勢丹浦和店」前の歩道には歴代監督や選手の足型や手形が埋め込まれており、多くのファンに愛されています。「浦和」駅から西に向かうと「埼玉県庁」や「さいたま地方裁判所」、「さいたま地方検察庁」などがあり、埼玉県の行政の中心地として機能しています。