不動産ニュース

2024.04.26

~70㎡換算価格推移~2024年3月
東京23区は+0.5%の7,242万円と7ヵ月連続で上昇、都心部では前年同月に比べて1割以上も高い状況が続く

三大都市圏・主要都市別/中古マンション70㎡価格月別推移

3月 首都圏 前月比-0.6%の4,680万円、上昇続く都心部では強気の姿勢に変化なし

近畿圏では主要エリアの強含みで持ち直し 中部圏では12月の水準に届かず

2024 年 3 月の首都圏中古マンション価格は、東京都の事例シェア縮小や周辺 3 県の弱含み が影響し、前月比-0.6%の 4,680 万円とマイナスを示した。都県別で見ると、東京都では +0.6%の 6,465 万円と 3 ヵ月連続で上昇、前年同月の水準を僅かに上回った。一方、神奈 川県(-1.3%、3,600 万円)や埼玉県(-1.1%、2,912 万円)、千葉県(-0.7%、2,702 万円)では軒並み下落、昨年 11 月以降は前年同月の水準を下回る状況が続いている。 近畿圏平均は築古事例の増加によって主要エリアが弱含んだことで、前月比-1.4%の 2,831 万円と年初来の最低値を更新した。大阪府では-1.7%の 3,026 万円と 3 ヵ月ぶりに 下落し、前年同月比の下落率は再び 2%台を示す結果となった。また、兵庫県でも-2.3% の 2,461 万円と比較的大きく水準を下げている。 中部圏平均は前月比-0.6%の 2,240 万円、愛知県では-0.8%の 2,376 万円と揃って下落し たが 1 月の水準は上回った。ただし、前年同月の水準を下回る状況に変わりはない。 三大都市圏および都府県 70 ㎡あたりの中古マンション価格 (図中の数値は 1・7 月の価格)


※「中古マンション70㎡価格月別推移」は東京カンテイが毎月公表している、最新の中古マンション価格の動向がわかる三大都市圏別の価格動向調査です。坪単価ではなく分かりやすい70㎡換算にして実際の中古価格を肌感覚で理解していただくものです。


■ホームページ

https://www.kantei.ne.jp/report/70m2/index.html

■東京カンテイ「プレスリリース」より引用(令和6年4月23日付)

https://www.kantei.ne.jp/report/c202403.pdf


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