不動産ニュース

2023.11.19

~令和5年第3四半期地価 LOOK レポート~
主要都市の地価は全ての地区で上昇又は横ばいが継続

主要都市の高度利用地等における地価動向※は、景気が緩やかに回復している中、マンション需要の堅調さに加え、店舗需要の回復傾向が継続したことなどにより、4期連続で全ての地区において上昇又は 横ばいとなった。住宅地では、6期連続で23 地区全てで上昇した。 ※令和5年7月1日~10 月1日


◆特徴◆

○全80 地区のうち、上昇が 78 地区(前回74)、横ばいが2地区(前回6)、下落が0地区(前回0)と なった。

○上昇地区78 地区について、変動率区分(上昇・横ばい・下落の区分)別に見ると、「上昇(3~6%)」が 3地区、「上昇(0~3%)」が 75 地区となった。

○住宅地では、6期連続で全ての地区で上昇となった。このうち、変動率区分が「上昇(6%~)」から「上 昇(3~6%)」に移行した地区が1地区となった。

○商業地では、上昇が55 地区(前回51)、横ばいが2地区(前回6)となった。このうち、変動率区分 が「上昇(0~3%)」から「上昇(3~6%)」に移行した地区が1地区、「横ばい(0%)」から「上昇(0~ 3%)」に転じた地区が4地区となった。


◆主な要因◆

○住宅地では、マンション需要に引き続き堅調さが認められたことから、上昇が継続した。

○商業地では、人流の回復を受け、店舗需要の回復傾向が継続したほか、東京都心部でオフィス需要の 持ち直し傾向が見られたことなどから、上昇傾向が継続した。 




■国土交通省 「令和5年第3四半期地価LOOK レポート」より引用(令和5年11月17日付)

https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/content/001614630.pdf


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