不動産ニュース

2024.07.29

~70㎡換算価格推移~2024年6月 
東京23区は+1.2%の7,475万円と引き続き上昇、都心部では価格水準の押し上がりペースが加速

6月 首都圏 前月から概ね横ばいの4,629万円、東京23区は全エリアでの強含みが継続

大阪府では前年同月比がプラスに転じる 中部圏では弱含むも4月の水準は上回る

2024年6月の首都圏中古マンション価格は、東京都の事例シェア縮小が影響して前月から概ね横ばいの4,629万円となった。都県別で見ると、東京都では+0.8%の6,532万円と上値を伸ばしている。また、神奈川県(+0.3%、3,610万円)や埼玉県(+0.9%、2,903万円)でもプラスを示したが、前年同月の水準を上回る状況には至っていない。一方、千葉県では-0.8%の2,693万円と再び下落したことで年初来の最低値を更新する結果となった。

近畿圏平均は強含んだ大阪エリアによって押し上げられる形で、前月比+0.3%の2,850万円と小幅ながら再び上昇した。大阪府では+0.7%の3,100万円と3ヵ月連続で上昇、前年同月比は昨年7月以来のプラスを示した。一方、兵庫県では-0.4%の2,439万円と小幅ながら前月に引き続き下落、前年同月比の下落率は4%台に達している。

中部圏平均は前月比-0.8%の2,228万円、愛知県では-0.9%の2,355万円と再び下落したが4月の水準は上回った。いずれも前年同月の水準を下回る状況に変化はない。



※「中古マンション70㎡価格月別推移」は東京カンテイが毎月公表している、最新の中古マンション価格の動向がわかる三大都市圏別の価格動向調査です。坪単価ではなく分かりやすい70㎡換算にして実際の中古価格を肌感覚で理解していただくものです。


■ホームページ

https://www.kantei.ne.jp/report/70m2/index.html

■東京カンテイ「プレスリリース」より引用(令和6年7月24日付)

https://www.kantei.ne.jp/report/c202406.pdf


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