不動産ニュース

2025.08.22

~70㎡換算価格推移~2025年7月 
東京23区は+1.4%の10,477万円と15ヵ月連続の上昇、前年同月比の上昇率は40%台に迫る

7月 首都圏 前月比+0.1%の5,857万円、東京都の事例シェア縮小などで僅かな上昇に留まる

近畿圏は大阪エリアが牽引して2ヵ月連続の上昇 中部圏は8ヵ月ぶりのマイナス


2025年7月の首都圏中古マンション価格は、前月比+0.1%の5,857万円と12ヵ月連続で上昇したが、東京都の事例シェア縮小や周辺3県での弱含みが影響して僅かな強含みに留まった。都県別で見ると、東京都では+0.9%の8,908万円と15ヵ月連続のプラスを示した。対照的に、神奈川県(-0.8%、3,981万円)や埼玉県(-0.1%、3,009万円)、千葉県(-0.7%、2,797万円)では程度の差こそあるが軒並み下落に転じている。

近畿圏平均は大阪エリアが牽引する形で、前月比+0.4%の3,142万円と小幅ながら続伸して前年同月比の上昇率は10%の大台に達した。大阪府では+1.3%の3,648万円と前月に引き続きプラスを示しており、昨年末からの上昇基調も堅持している。一方、兵庫県では平均築年数がやや進んだこともあり、-0.7%の2,467万円と2ヵ月ぶりに下落した。

中部圏平均は前月比-1.0%の2,310万円、愛知県では-1.3%の2,422万円と、揃ってマイナスを示しており、前年同月比の上昇率もそれぞれ縮小している。



※「中古マンション70㎡価格月別推移」は東京カンテイが毎月公表している、最新の中古マンション価格の動向がわかる三大都市圏別の価格動向調査です。坪単価ではなく分かりやすい70㎡換算にして実際の中古価格を肌感覚で理解していただくものです。


■ホームページ

https://www.kantei.ne.jp/report/70m2/index.html

■東京カンテイ「プレスリリース」より引用(令和7年8月21日付)

https://www.kantei.ne.jp/wp-content/uploads/c202507.pdf


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