不動産ニュース

2025.07.29

~70㎡換算価格推移~2025年6月 
東京23区は+2.4%の10,333万円と14ヵ月連続の上昇、都心部では上昇鈍化

6月 首都圏 前月比+3.0%の5,851万円、全域での強含み&東京都の事例シェア拡大が追い風に

近畿圏は主要エリアの押し上げで2ヵ月ぶりに上昇 中部圏は7ヵ月連続のプラス


2025年6月の首都圏中古マンション価格は、全域での強含みに加えて東京都の事例シェア拡大も追い風となり、前月比+3.0%の5,851万円と11ヵ月連続で上昇した。都県別で見ると、東京都では+2.6%の8,826万円と14ヵ月連続のプラス、神奈川県(+2.0%、4,015万円)は集計開始以来で初の4,000万円台に達した。また、埼玉県(+1.8%、3,013万円)や千葉県(+0.9%、2,816万円)でも前年同月比の上昇率が軒並み拡大している。

近畿圏平均は主要エリアが揃って強含んだために、前月比+1.9%の3,128万円と2ヵ月ぶりに上昇して4月に記録した直近のピークを再び上回った。大阪府では築浅事例の増加も相俟って+2.5%の3,600万円となり、昨年末からは上昇基調を維持している。一方、兵庫県では+0.9%の2,484万円と2ヵ月ぶりに上昇したが、4月の水準には届かなかった。

中部圏平均は前月比+0.2%の2,333万円、愛知県では-0.4%の2,454万円と、それぞれ異なる動きを見せたものの、前年同月比の上昇率はともに4%台前後とさほど変わらない。


※地価LOOK レポート(主要都市の高度利用地等の地価動向報告)とは、国土交通省が、主要都市の高度利用地等を

対象に、四半期毎の地価動向を調査し、先行的な地価動向を明らかにするもの。調査対象は全国80 地区で、内訳

は以下のとおり。調査結果の詳細は、以下のHPで公開。

■調査対象内訳:東京圏35 地区、大阪圏19 地区、名古屋圏8地区、地方圏18 地区

■ホームページ:https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/totikensangyo_fr4_000045.html


■国土交通省 「プレスリリース」より引用(令和7年7月24日付)

https://www.kantei.ne.jp/wp-content/uploads/c202506.pdf


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