不動産ニュース

2025.07.08

~70㎡換算価格推移~2025年5月 
東京23区は+3.1%の10,088万円と13ヵ月連続の上昇、集計開始以降で初の1億円突破

5月 首都圏 前月比+2.6%の5,679万円、引き続き東京都が圏域平均を牽引

近畿圏は大阪エリアの事例シェア縮小で4ヵ月ぶりに下落 中部圏は6ヵ月連続のプラス


2025年5月の首都圏中古マンション価格は、東京都の強含みや事例シェア拡大などが影響し、前月比+2.6%の5,679万円と10ヵ月連続で上昇した。都県別で見ると、東京都では+3.5%の8,599万円と13ヵ月連続のプラスで、前年同月比の上昇率も拡大し続けている。神奈川県(+1.4%、3,936万円)や千葉県(+0.8%、2,791万円)も堅調な推移を示した一方で、埼玉県は横ばいの2,960万円と緩やかな上昇傾向が一服する結果となった。

近畿圏平均は大阪エリアで事例シェアが縮小したこともあり、前月比-1.0%の3,070万円と4ヵ月ぶりに下落した。大阪府では築古事例がやや増加したにもかかわらず、横ばいの3,513万円と高い水準を維持している。一方、同じく平均築年数が進んだ兵庫県では-1.5%の2,461万円と3ヵ月ぶりに下落した。

中部圏平均は前月比+0.9%の2,329万円、愛知県では+0.9%の2,465万円と、ともに6ヵ月連続でプラスを示しており、年初以降は前年同月を上回る水準で推移している。



※「中古マンション70㎡価格月別推移」は東京カンテイが毎月公表している、最新の中古マンション価格の動向がわかる三大都市圏別の価格動向調査です。坪単価ではなく分かりやすい70㎡換算にして実際の中古価格を肌感覚で理解していただくものです。


■ホームページ

https://www.kantei.ne.jp/report/70m2/index.html

■東京カンテイ「プレスリリース」より引用(令和7年6月23日付)

https://www.kantei.ne.jp/wp-content/uploads/c202505.pdf


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