不動産ニュース

2025.03.27

~70㎡換算価格推移~2025年2月 
東京23区は+1.3%の9,135万円と10ヵ月連続の上昇、やや鈍化するも堅調なトレンドは変わらず

2月 首都圏 前月比+0.7%の5,218万円、1都3県の全てでプラスを示すのは3ヵ月ぶり

近畿圏は大阪エリアが牽引し再び上昇、最高値を更新 中部圏は3ヵ月連続プラス


2025年2月の首都圏中古マンション価格は、全域で強含みとなったことで前月比+0.7%の5,218万円と7ヵ月連続で上昇した。都県別で見ると、東京都では+1.3%の7,811万円と10ヵ月連続で上昇し、前年同月比の上昇率自体も高い水準で拡大し続けている。また、神奈川県(+0.1%、3,795万円)や千葉県(+0.9%、2,734万円)でも期間や程度の差こそあるが続伸、埼玉県(+0.3%、2,933万円)では小幅ながら2ヵ月ぶりに上昇した。

近畿圏平均は大阪エリアの強含みと事例シェア拡大によって、前月比+0.6%の2,969万円と2ヵ月ぶりに上昇し直近の最高値も更新した。大阪府では+1.1%の3,341万円と3ヵ月連続で上昇、ここ3ヵ月間では前年同月比の上昇率は8%台と高い水準で推移している。一方、兵庫県では-0.9%の2,433万円と前月に引き続き下落し、下落率自体も拡大した。

中部圏平均は前月比+0.8%の2,295万円、愛知県では+1.0%の2,427万円と、ともに3ヵ月連続で上昇し上昇率自体も拡大した。前年同月比に関しては1月とさほど変化はない。


※「中古マンション70㎡価格月別推移」は東京カンテイが毎月公表している、最新の中古マンション価格の動向がわかる三大都市圏別の価格動向調査です。坪単価ではなく分かりやすい70㎡換算にして実際の中古価格を肌感覚で理解していただくものです。


■ホームページ

https://www.kantei.ne.jp/report/70m2/index.html

■東京カンテイ「プレスリリース」より引用(令和7年3月24日付)

https://www.kantei.ne.jp/wp-content/uploads/c202502.pdf


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