不動産ニュース

2025.02.27

~令和6年第4四半期地価LOOK レポート~
主要都市の地価は4期連続で全地区において上昇

主要都市の地価は4期連続で全地区において上昇


主要都市の高度利用地等における地価動向※は、利便性や住環境の優れた地区におけるマンション需要 が堅調であったことに加え、店舗・ホテル需要も堅調に推移したことなどにより、4期連続で住宅地及 び商業地の全地区において上昇(住宅地は11 期連続、商業地は4期連続)となった。(※令和6年10 月1日~令和7年1月1日)


◆特徴◆

○前回と同様、全80 地区において上昇となった。横ばい、下落の地区はなかった。

○変動率区分(上昇・横ばい・下落の区分)別に見ると、「上昇(3~6%)」が6地区、「上昇(0~3%)」が 74 地区となった。

住宅地では、11 期連続で 22 地区全てにおいて上昇となり、変動率区分に変化はなかった。全体的に緩 やかな上昇傾向が続いている。

商業地では、4期連続で 58 地区全てにおいて上昇となった。変動率区分が「上昇(0~3%)」から「上 昇(3~6%)」に移行した地区が1地区(池袋東口)あった一方で、一部には上昇傾向が落ち着きつつあ る地区も見られる。

◆主な要因◆

○住宅地では、利便性や住環境の優れた地区におけるマンション需要に引き続き堅調さが認められたこ となどから、上昇傾向が継続した。

○商業地では、再開発事業の進展や国内外からの観光客の増加もあり、店舗・ホテル需要が堅調であっ たこと、また、オフィス需要も底堅く推移したことなどから、上昇傾向が継続した。 



※地価LOOK レポート(主要都市の高度利用地等の地価動向報告)とは、国土交通省が、主要都市の高度利用地等を対象に、四半期毎の地価動向を調査し、先行的な地価動向を明らかにするもの。調査対象は全国80地区で、内訳は以下のとおり。調査結果の詳細は、以下のHPで公開。

■調査対象内訳:東京圏35 地区、大阪圏19 地区、名古屋圏8地区、地方圏18 地区

■ホームページ:https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/totikensangyo_fr4_000045.html


■国土交通省 「令和6年第2四半期地価LOOK レポート」より引用(令和7年2月21日付)

https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/content/001865456.pdf


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