不動産ニュース

2025.02.27

~70㎡換算価格推移~2025年1月 
東京23区は+3.4%の9,021万円と9ヵ月連続の上昇、都心部に近い周辺の行政区も連れ高の様相に

1月 首都圏 前月比+2.3%の5,184万円、力強い上昇度合いを示す東京都が牽引

近畿圏は大阪エリアの事例シェア縮小で僅かに下落 続伸した愛知県は再び前年同月を上回る


2025年1月の首都圏中古マンション価格は、東京都が牽引する形で前月比+2.3%の5,184万円と6ヵ月連続で上昇した。都県別で見ると、東京都では+3.2%の7,712万円と9ヵ月連続の上昇、前年同月比は+20%台に達した。また、神奈川県(+2.0%、3,790万円)も上昇傾向で推移、千葉県(+0.1%、2,710万円)は僅かな強含みに留まった。一方、埼玉県(-0.2%、2,924万円)では2023年11月を境に前年同月を下回る状況が続いている。

近畿圏平均は価格水準が高い大阪エリアの事例シェア縮小が影響し、前月比-0.1%の2,950万円と僅かながら2ヵ月ぶりに下落した。大阪府では+0.8%の3,305万円と引き続きプラスを示すも上昇率は大幅に縮小した。一方、兵庫県では-0.1%の2,454万円と僅かながら2ヵ月ぶりに下落し、依然として前年同月を下回る状況に変化は見られない。

中部圏平均は前月比+0.5%の2,276万円、愛知県では+0.5%の2,403万円と、ともに続伸したが上昇率自体は縮小した。愛知県の前年同月比は3ヵ月ぶりにプラスを示している。



※「中古マンション70㎡価格月別推移」は東京カンテイが毎月公表している、最新の中古マンション価格の動向がわかる三大都市圏別の価格動向調査です。坪単価ではなく分かりやすい70㎡換算にして実際の中古価格を肌感覚で理解していただくものです。


■ホームページ

https://www.kantei.ne.jp/report/70m2/index.html

■東京カンテイ「プレスリリース」より引用(令和7年2月20日付)

https://www.kantei.ne.jp/report/c202501.pdf


▶「我が家の不動産は今いくら?」相談してみる