不動産ニュース

2025.01.31

~70㎡換算価格推移~2024年12月 
東京23区は+2.2%の8,722万円と8ヵ月連続の上昇、前年同月比は+20%の大台に達する

12月 首都圏 前月比+2.0%の5,065万円、千葉県以外の強含みで上昇傾向は継続

近畿圏は主要エリアの築浅増加で10月の水準を上回る 中部圏でも同様の要因で持ち直し


2024年12月の首都圏中古マンション価格は、千葉県以外での強含みや東京都の事例シェア拡大などが影響し、前月比+2.0%の5,065万円と5ヵ月連続で上昇した。都県別で見ると、東京都では+1.9%の7,475万円と8ヵ月連続で上昇し、神奈川県(+1.2%、3,714万円)や埼玉県(+1.0%、2,931万円)は続伸して上昇率自体も拡大。一方、千葉県(-0.3%、2,708万円)では小幅ながら2ヵ月ぶりに下落し、再び前年同月の水準を下回った。

近畿圏平均は主要エリアで築浅事例が再び増加したために、前月比+3.9%の2,952万円と2ヵ月ぶりに上昇して10月の水準を上回った。大阪府では+4.0%の3,280万円と大幅に上昇したことで、10月に記録していた直近の最高値を更新している。また、兵庫県でも+5.0%の2,456万円と3ヵ月ぶりのプラスを示したが、10月の水準には僅かに届かなかった。

中部圏平均は前月比+3.4%の2,264万円、愛知県では+3.7%の2,391万円と、築浅事例が増加したために持ち直す動きを示している。


※「中古マンション70㎡価格月別推移」は東京カンテイが毎月公表している、最新の中古マンション価格の動向がわかる三大都市圏別の価格動向調査です。坪単価ではなく分かりやすい70㎡換算にして実際の中古価格を肌感覚で理解していただくものです。


■ホームページ

https://www.kantei.ne.jp/report/70m2/index.html

■東京カンテイ「プレスリリース」より引用(令和7年1月23日付)

https://www.kantei.ne.jp/report/c202412.pdf


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