不動産ニュース

2025.01.18

~70㎡換算価格推移~2024年11月 
東京23区は+2.7%の8,531万円と7ヵ月連続の上昇、前年同月比は+20%の大台に迫る

11月 首都圏 前月比+2.1%の4,968万円、東京都の事例シェア拡大で大幅上昇

近畿圏は主要エリアの築浅減少が影響して6ヵ月ぶりに下落 中部圏でも同様の要因で大幅反落


2024年11月の首都圏中古マンション価格は、強含みが続く東京都の事例シェアが拡大に転じたことを受けて、前月比+2.1%の4,968万円と4ヵ月連続のプラスを示した。都県別で見ると、東京都では+2.4%の7,339万円と7ヵ月連続で上昇した。また、今月は神奈川県(+0.7%、3,670万円)や埼玉県(+0.5%、2,901万円)、千葉県(+0.8%、2,717万円)でも軒並みプラスを示しており、前年同月を上回るケースも見られた。

近畿圏平均は主要エリアで築浅事例が減少したために、前月比-2.1%の2,840万円と6ヵ月ぶりに下落した。大阪府では-1.3%の3,155万円と8ヵ月ぶりに下落したが、9月の水準は辛うじて上回った。また、兵庫県では価格水準が比較的高い大阪府寄りの行政区でも事例が減少したことで、-4.8%の2,340万円と大幅なマイナスを示している。

中部圏平均は前月比-3.5%の2,189万円、愛知県では-3.9%の2,306万円と揃って大きく下落し、前年同月比も再びマイナスとなった。


※「中古マンション70㎡価格月別推移」は東京カンテイが毎月公表している、最新の中古マンション価格の動向がわかる三大都市圏別の価格動向調査です。坪単価ではなく分かりやすい70㎡換算にして実際の中古価格を肌感覚で理解していただくものです。


■ホームページ

https://www.kantei.ne.jp/report/70m2/index.html

■東京カンテイ「プレスリリース」より引用(令和6年12月23日付)

https://www.kantei.ne.jp/report/c202411.pdf


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