不動産用語集
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不動産ニュース
2024.07.30
主要都市の地価は全ての地区で上昇
主要都市の高度利用地等における地価動向※は、利便性や住環境に優れた地区におけるマンション需要 が堅調であることに加え、店舗需要の回復傾向が継続したことなどにより、平成 19 年の調査開始以降、 初めて住宅地及び商業地の全地区において上昇(住宅地は、8期連続で全地区で上昇)となった。 (※令和6年1月1日~4月1日 )
◆特徴◆
○全 80 地区のうち、上昇が 80 地区(前回79)、横ばいが0地区(前回1)、下落が0地区(前回0)と なった。
○上昇地区80 地区について、変動率区分(上昇・横ばい・下落の区分)別に見ると、「上昇(3~6%)」が 6地区、「上昇(0~3%)」が 74 地区となった。
○住宅地では、8期連続で 22 地区全ての地区で上昇となった。
○商業地では、本四半期から初めて58 地区全ての地区で上昇となった。このうち、変動率区分が「横ば い(0%)」から「上昇(0~3%)」に転じた地区が1地区、「上昇(3~6%)」から「上昇(0~3%)」に移行 した地区が1地区となった。
◆主な要因◆
○住宅地では、利便性や住環境に優れた地区におけるマンション需要に引き続き堅調さが認められたこ とから、上昇が継続した。
○商業地では、店舗需要の回復傾向が継続したほか、オフィス需要が底堅く推移したことなどから、上 昇傾向が継続した。
※地価LOOK レポート(主要都市の高度利用地等の地価動向報告)とは、国土交通省が、主要都市の高度利用地等を
対象に、四半期毎の地価動向を調査し、先行的な地価動向を明らかにするもの。調査対象は全国80 地区で、内訳
は以下のとおり。調査結果の詳細は、以下のHPで公開。
■調査対象内訳:東京圏35 地区、大阪圏19 地区、名古屋圏8地区、地方圏18 地区
■ホームページ:https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/totikensangyo_fr4_000045.html
■国土交通省 「令和6年第1四半期地価LOOK レポート」より引用(令和6年6月14日付)
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/content/001748456.pdf