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「元町」駅には、JR神戸線と阪神電気鉄道、神戸高速鉄道が乗り入れています。ともに当駅が終点となる阪神電気鉄道と神戸高速鉄道は当駅で相互直通運転を行っています。1874年に現在の東海道本線が開業した際、この地には「三ノ宮」駅が設置されました。後に、街の整備計画により「三ノ宮」駅は現在の場所へと移転しましたが、この地にも駅を残してほしいとの要望が多く、1934年、再び「元町」駅として設置されることとなりました。駅名はかつてこの辺りに付けられていた町名にちなんで付けられたものです。阪神電気鉄道が乗り入れたのは1936年、神戸高速鉄道が乗り入れたのは1968年のことです。「元町」駅が位置するのは神戸随一の繁華街。全国的に有名な「神戸元町商店街」は、この駅周辺に広がる老舗の商店街で、神戸の冬の風物詩である「神戸ルミナリエ」も、この駅が最寄駅として案内されます。また、「神戸旧居留地」や「南京町」、「神戸トアロード」など神戸市の人気スポットも多く、一年を通して多くの観光客で賑わっています。