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「中浦和」駅は、埼京線赤羽～大宮間が開業した1985（昭和60）年に誕生した駅です。駅近くには、さいたま市の史跡として指定されている、「神明神社古墳」が存在しています。古墳時代後期のものと考えられており、古くから人の営みがあったことがうかがえます。駅から別所沼通りをまっすぐ東に向かうと「別所沼公園」があります。この辺りは大宮台地に位置し、湧き水がたまって沼ができたと考えられています。沼を中心とするジョギングコースのほか、複合遊具のある児童広場や多目的広場があり、地域住民の憩いの場として親しまれています。「別所沼公園」から南に向かって続いている、「花と緑の散歩道」は「武蔵浦和」駅付近まで約2Kmが整備され、ソメイヨシノやハナミズキ、アジサイなど、四季折々の植物が植えられ、春には西南さくら祭りが開催されます。また、「別所沼公園」の東側には、「埼玉大学教育学部」の附属中学校として1947（昭和22）年に開校した、「埼玉大学教育学部附属中学校」があります。「中浦和」駅には東西方向の移動に便利なバス便もあり、「浦和」駅のほか、「志木」駅、「さいたま市民医療センター」などに行くことができます。また、平日の終電終了後には「池袋」駅から「中浦和」駅に向かう「ミッドナイトアロー高島平・中浦和」も運行されています。
