
「神戸北野異人館」とは、神戸港開港後、外国人たちが住居を構えた北野界隈に点在する洋館群の総称。異人館街と呼ばれる山手一帯は、緩やかな南斜面の見晴らしのよい住宅地として外国人に注目され、明治20年代から昭和初期にかけて200棟以上の邸宅が建てられたという。
神戸の異人館は、どれもこの地に住む外国人の建築家による本格的な西洋建築の意匠。広い敷地にゆったりと建ち、デザインや色調がすべて異なるのが特徴だ。今も残る「風見鶏の館」「萌黄の館」「うろこの家」などの異人館は一般公開されているので、ベランダ、下見板張りペンキ塗りの外壁、ベイウィンドウ(張り出し窓)、よろい戸、赤レンガ化粧積み煙突といった西洋ならではの意匠を見比べてみるのも楽しいだろう。
洋風建築物の水準の高さやセンスが醸し出す街のエキゾチシズム。これが理由となって、1980(昭和55)年、北野町・山本通地区は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。ここではゆっくり散策して、異国情緒を存分に満喫するのがおすすめだ。
神戸北野異人館
所在地:兵庫県神戸市中央区北野町
電話番号:078-251-8360(北野観光案内所)
https://www.kobeijinkan.com


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