JR山手線と京浜東北線、中央本線、東京メトロ銀座線が乗り入れる駅です。「神田」駅周辺は、江戸時代には職人・町人の街として栄えていました。現在では、オフィスや商店、居酒屋などが並ぶ賑やかな「サラリーマンの街」となっています。駅の西口から外堀通りまでは、全長300メートルほどの「神田駅西口商店街」があります。神田の守護神として奉られている「佐竹稲荷」を中心に、およそ100店が軒を連ねており、鰻店や鮨店など、老舗、江戸前と言われる飲食店も点在しています。一方、駅の東側の高架下には「神田駅東口一番街商店会」があります。神田を代表する老舗寿司店やラーメンの有名店など飲食店が多いため、昼どきは近隣の企業に勤めるビジネスマンで大変賑わいます。駅の北側、神田川沿いには、かつて「万世橋」駅がありました。1943年に営業休止した後は「交通博物館」のみが残っていましたが、2006年に博物館も閉鎖。その後、整備が進められ、2013年にオフィスビルの「JR神田万世橋ビル」と商業施設の「mAAchecute神田万世橋」が完成しました。
