「北浦和」駅は京浜東北・根岸線が停車する駅です。京浜東北・根岸線の開業から4年後の、1936（昭和11）年に開業しました。駅から東へ数分歩くと、旧中山道が南北に延びています。通り沿いには、岩槻城主追福のために建立された由緒あるお寺「廓信寺」があります。駅西口正面には「北浦和公園」があります。園内には「埼玉県立近代美術館」があり、美術館のみならず公園のいたるところに立体作品が展示されています。また、公園の中央付近には音楽噴水があり、地域住民の憩いの場となっています。「北浦和公園」に隣接した「浦和北公園」には、浦和伝統文化館「恭慶館」があります。「恭慶館」という名は現在「さいたま市立仲町公民館」となっている場所にあった「浦和市公会堂」の愛称として渋沢栄一が命名したもので、その愛称を継承しています。館内には茶室と和室があり、茶道教室やサークル活動などで利用することができます。駅周辺は「北浦和西口銀座商店街（ハッピーロード）」や「北浦和西口商店街（ふれあい通り）」、「平和通り商店街」、「北浦和GINZAレッズ商店街」など、いくつもの商店街が広がっており、活気にあふれています。駅の東側にある「さいたま市青少年宇宙科学館」には、プラネタリウムがあるほか、科学に関する知識や最新の科学情報をテーマにした科学教室も開催されています。
