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地下鉄御堂筋線心斎橋駅は、1933（昭和8）年に現在の御堂筋線の前身である1号線が開通したと同時に開業した駅です。開業当時は南側の終着駅でしたが、2年後の1935（昭和10）年にはさらに南側の難波駅まで延伸したことにより、途中駅となりました。駅周辺は、南北に延びる御堂筋を中心に海外ラグジュアリーブランドが集まっています。ショーウィンドウもきれいに飾られ、歩いているだけでも心地よいです。また、御堂筋にある「大丸心斎橋店本館」も目を引く建物です。「大丸」はこの地で1726（享保11）年から営業を続ける老舗百貨店で、1933（昭和8）年、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計により建てられた建物は心斎橋のシンボル的存在となっていました。2019（令和元）年にはリニューアルが行われ、ネオ・ゴシック様式のクラシックな外観を残したまま新設部分にもヴォーリズデザインを継承。さらにインパクトのある佇まいを見せています。また、御堂筋を一本東側に入ると「心斎橋筋商店街」のアーケードが延びています。江戸時代には書店や小道具屋が多く並んだ通り。今では老舗から新しい店まで、様々な店が混在する楽しい通りです。
